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Snapeeeに見る、スタートアップが事業を軌道に乗せるための仕組み作り #ESM002

株式会社マインドパレット代表取締役 小林 佑次様(@yuji_nano)

   * 創業メンバーの考え方
      * 補完関係がある人と組む
         * 自分でできることは自分で
         * 会社の長所を伸ばし、弱点を埋めていくという発想
      * 友達とは組まない
         * ビジネスパートナーとして尊敬・信頼出来る人と組む
      * 交渉事ができるエンジニアが居るチーム
         * 「良いものが作れる」だけでは通用しない
         * エンジニア2人でのスタートが基本
   * Snapeeeが生まれるまで
      * 3年先のマーケットを狙う!
         * スマートフォン
         * 写真共有サービス
         * グローバル
         * 女性向けアプリ
      * 事業立案のポイント
         * アメリカのコンセプトを日本に持ち込まない
            * やるなら現地へ行くしかない
         * 自分が理解や想像できる範囲を超える
            * 男性にだって女性向けアプリは作れる
            * スマートフォンを持ったことがなくても、スマートフォン向けアプリは作れる
         * 理想を徹底的に考える
            * やるべきことから手段に落としこむ
            * やれることから考えたらうまくいかない
   * Snapeeeとは
      * 「写真をデコって共有するアプリです!」
      * 一言で魅力を伝えられるようなサービス
   * Snapeeeの実績
      * 5/12ローンチ
      * 7つの国、地域でAppStore1位(無料写真カテゴリ)を獲得
      * ローンチから2ヶ月で500,000DL!(公表値)
         * 台湾とかで1位になると10,000DLくらい
   * 事業として意識していること
      * Snapeeeのコンセプトを明確にする!
         * Snapeeeはカジュアルに感情・感覚を表現できるソーシャルプラットフォーム
         * 世界観を統一しないように意識している
         * わざとカオスになるようにしている
      * Snapeeeの最終形を明確にする!
         * 日本の「かわいい」を世界に発信するソーシャルプラットフォームになる!
      * アイデア出しや意思決定に時間を割かない
         * 「密度」が大事。「考えている」を理由にしない
         * 「まずやってみる」で形にするのが大事
      * どこよりも早く出し、どんどん改善できる体制作り
         * アプリエンジニア、サーバーエンジニア、デザイナーによる内製化
      * 徹底した検証
         * ベータテストや女子大生モニターテストの実施
      * 理想から考える
         * どういうアプリだったらヒットするか
         * どういうプロモーションを打ったら爆発しそうか
      * アウトプットを定量化する
         * 効果を予測する(間違えていても構わない)
         * 「有意義だったね」「楽しかったね」で終わらせない
      * 「いつまでにやるか」を決める
         * 「いつかやる」では進まない
      * 自分自身が楽しめる、ワクワクできるサービスであること
   * 経営者として意識していること
      * 起業を決意した瞬間から経営者
         * ひと(社員、投資家、ファン)を集めるのが経営者の仕事
         * 恥ずかしがらずに理想を発信する
         * みんながワクワクし、イノベーションを起こし続けられるような会社を作る!
   * Snapeeeの集客方法
      * ローンチ前(ベータテスト期間)
         * 2010/12 Startups2010の支援プロジェクトの発表時に、TechCrunchにSnapeeeの開発計画が掲載される
         * この日からベータテスターの募集開始(まだ者はできていない状態)
         * Twitterを使った告知も行い、最終的な応募は200名を超えた


            * 単にメディアに露出するだけでなく、タイミングと活用が大事
      * ローンチ前の仮設
         * カジュアルに感情を表現・共有するという方向性はおそらく合っている(ベータテストの反応から)
         * アジアでも、じわじわと浸透するのではないか
            * 写真好き、自分撮りが好きな文化
            * 日本の「かわいい」への感度の高さ
            * プリクラの筐体が当たり前に置いてある
      * ローンチ後
         * 台湾・香港で爆発的なスタートダッシュ
            * 中華圏、華僑が多い国へ拡大→AppStoreランクが上がって一般へ浸透
               * http://iapp.com.tw/app.php?id=434364551

            * 日本のTech系メディアで話題に→日本のユーザー増加
   * Snapeeeの今後の展開
      * 当面はユーザーの獲得と定着に全力
         * ヒットした国へのプロモーション(数字の底上げ)
         * ヒットしていない国へのプロモーション(まずは露出)
         * バイラルが広がる仕組みの拡張
         * アプリの安定化
         * 必要に応じて言語対応
         * Android版のリリース
      * 日本の「カワイイ!」文化はまだまだ可能性がある!
   * 一番大事なのは、スピード感を持って事業を進めていくこと
      * アプリの安定化はのちのち
   * 起業を考えている人へ・・・
      * 全力でやる
         * クラウドの時代だからこそ片手間では通用しない
      * すぐにやる
         * やらない理由をつけるのは簡単
      * 人を集められるチームをやる
         * 自分でできないなら「できる誰か」を全力で巻き込む
   * 最後に・・・
      * 人材募集中!!
   * 質疑応答
      * ユーザーテスト
         * ローンチの直前まで4ヶ月くらいやっていた
         * 地震のときに一回全部データが消えた
      * Snapeeeのサービス名はどう決まったか?
         * 語呂がいいから
         * 伝わりやすいから
         * 言いやすい
         * 話しやすい
         * 覚えやすい
         * eが3つあるのはpが真ん中にある方がバランスがいいから
      * デザイン的には日本よりだが、ユーザーはどういうセグメントか。北米、アジアなどで。
         * 香港・台湾で40%、日本15%、アメリカ9%
         * 日本的なカワイイがそのまま通用する文化がある国もある
         * 日本的なコンセプトでSnapeeeを出していくことが大事
            * アメリカ的なやつであれば、現地でできてしまう
      * ユーザーからのFB、要望などを受けての悩んだところ
         * 捨てた部分
            * カワイイをどう揃えていくか
               * 20代の人が考えるカワイイとか
            * カワイイのチューニングには時間をかけている
      *