[本]アンドロイド・ジャパン ―日本企業の命運を握るプラットフォーム―
第1章 アンドロイドが注目される理由
- ケータイとアイフォーンを抜き去るアンドロイドの魅力
- 国内と海外のモバイル事情
- アイフォーンの登場 - スマートフォン全盛時代の幕開け
第2章 なぜアンドロイドを使って開発するのか
第3章 アンドロイドタブレットがつくる新市場
- パソコンでもスマートフォンでもない新デバイス
- さらに広がるアンドロイド端末の市場
第4章 アンドロイドによって変わるビジネス
- モバイルコンピューティングの移り変わり
- アンドロイドにとってのアプリケーションとは
- 日本でも動き出したアンドロイドマーケット
- 日本の携帯ビジネスはこの先どうなる?
第5章 アンドロイドが日本企業を変える
- アンドロイドで復活する日本
- アンドロイドがハード開発を変える
- アンドロイドがソフト開発を変える
iPhoneの登場によりスマートフォン全盛時代の幕開けを迎えたことは間違いない。
また、iPhoneの成功が日本企業をアンドロイドへと向かわせたことも事実である。
ガラパゴスと呼ばれていた日本のクローズドなモバイルインターネットを支えていたのは、端末メーカとキャリアの相互関係であり
この関係が破綻するのは目に見えていたのかもしれない。
Androidの登場により、端末メーカーが個性を出すようになり、メーカーは土管屋にもなれず
ISPのように携帯の番号だけを提供するだけの欧米のキャリアのようになっていくだろう。
最近の流れを見ていると、FacebookやTwitterなど海外のサービスが携帯インターネットにも流れてきている。
しかし、これはPC→モバイルの流れであって、
日本人がすごいのは、いきなりモバイルのサービスを考えることができるところにある。
日本のモバイルインターネットは既に10年近くあるが、欧米などはまだ3年程だ。
ユーザーにおいても、なにが秀逸なUIであるか多くのユーザーが理解しているはずだ。
日本はポテンシャルを持っているのだから。
アンドロイド・ジャパン ―日本企業の命運を握るプラットフォーム―
- 作者: 木寺祥友
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2011/06/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 41回
- この商品を含むブログ (7件) を見る